草「………ん、」
草川が目を開けると何やらいっぱい足が見えた。
1人2人ではない何十人のレベルだ。
薬のせいでまだ体がダルい。
目だけで視線を上に上げるとさっき自分を襲ってきた男達ともう1人暗くてよく見えないがいた。
男「おいっ女は逃したが男は捕まえたぞっ、約束の金もらおうか、」
?「……」
男「おいっ聞いてんのかっ!!!」
?「これだから野蛮な馬鹿共は…、」
男「何だとテメェ!!」
?「うるさい、お前達にはまだ働いてもらう。」
暗闇の中からスッと手が出てきた。
その手が横に動いたと思ったら男達が頭を押さえてうめき始めた。
男「う、うわぁああぁあ」
草「ひっ!?」
慌てて後退りをするが手を縛られてうまく動けない。
草川は何が起きたのかわからずただ恐怖が頭の中を埋め尽くしていた。
草「な、何が起きて…、」
?「教えてほしいか?」
草「うっ!?」
振り向く暇もなく後ろから顎を掴まれる。
顎を掴まれているため後ろが向けなく相手の顔が見れない。
外そうと暴れるがすごい力で押さえつけられびくともしない。
手を見る限り人間の手をしていた。
?「今からこいつらはお前さんの仲間達をボッコボコにしてくれる。」
草「何をっ!?」
?「フフフッ…楽しみだなぁ」
草「くっ………風吹…、」
?「フフフッ…ハハハハッ、君は餌だよ。」
草「(……風吹…、)」
耳元で聞こえる笑い声に蓋をするように目を閉じる。
しかし手を縛られているため耳は塞げず頭の中で反響していた。
