岸「っでどうゆー事だ?」
風「草川がいなくなったんだよ。」
森「草川が!?」
探究部の部室で会議中。
馬場は軽音部顧問なのだが巻き込まれた。
校長の命令で草川の捜索を頼まれてしまった。
今日1日は授業無しになった。
しかしとても深刻な事態だった。
あの真面目な草川が無断で学校を休むような人ではない。
ということは事件に巻き込まれたということか。
浅「う〜ん…達二さん達に協力してもらうか…、忙しいかな?」
和「浅井が言えば一発OK出すと思うよ。」
折「まぁ、いっぱい下に働く人がいるからな、」
風「そんなにいんのか?」
優「浅井は軽いスケ番だからな!!」
藤「スケ番に軽いも重いもあるのか?」
まぁ、そんなこんなで達二にメールで協力要請を出すと、1分も経たないうちに電話がきた。
これには皆ビックリ。
達「何か用か?」
浅「あのですね。少し調べて欲しい事が…、」
達二に今までの経緯を話すとすぐに調べると言ってくれた。
わかったら連絡すると言ってたのでその間自己紹介。
風「また自己紹介とかすんのかぁ?」
浅「仕方ないよ、ほら自己紹介。」
岸「照れるなよ、」
馬「そうだぞっ照れるな照れるな!!」
風「るせぇ!!センコーどもっ!!!」
何だか打ち解けたから自己紹介いらないかもなんて思っている浅井だった。
元々不良である風吹がこんな大勢の人に対して喋れるのも不思議な事だ。
まぁ、不良と言えば鈴神や森谷もそうだが。
このクラスが不良に慣れているということは確かだ。
ピロリロン♪ピロリロン♪
浅井のケータイが鳴る。
出ると達二が少し慌てた様子が声でわかった。
浅「何か分かりましたか?」
達「あぁ、何かちょっとした不良グループが金で吊られて誘拐紛いの事をしたとか…、」
浅「誘拐!?」
達「そいつら何やらどっかの体育館でこそこそやってるらしい。1人誘拐し損ねたらしいぜ。」
浅「まさか、朝の事件と関連してるのかも…、」
達「何かすごい金で吊ってるらしいっすから依頼した方も相当ひねくれた奴かもしれない。」
浅「ありがとうございます。」
達二からの電話を切り考え込む。
う〜ん、と唸りながら考えていると杉崎が浅井の眉間に指を当てた。
キョトンとしている浅井に杉崎が軽く笑った。
杉「眉間に…しわ…、」
浅「えっ!?」
和「1人で考えないで、僕達がいるからさ。」
千「皆で考えようか、」
浅「皆…、うん!!」
浅井は達二から聞いた情報を皆に話した。
達二が言っていた体育館とはどこなのだろうか。
そんな中、痺れを切らした、風吹が急に立ち上がった。
風「考えたって仕方ねぇ、俺外に行ってくるっ!!」
馬「ちょっ待て風吹!!」
馬場の制止も聞かずに外に飛び出す風吹。
こげ茶色の髪の毛を掻きながら呆れたようにため息をつく。
馬「風吹って何組だったかなぁ、担任に連絡してくるわ。」
岸「お願いします。俺達はこいつら連れて風吹探しに行きます。」
鈴「そうこなくっちゃ♪」
優「おぅしっ行くぞぉー!!!」
「「おーっ!!!」」
