浅「ごめん、ありがとう助けに来てくれて。」
折「大丈夫だ。ケガないか?」
浅「うん、折原君って喧嘩強いね意外だった。」
折「まぁ、面倒だからな。今日は特別に…、昔は喧嘩三昧だったし。」
浅「えっ!?」
今の折原からは想像が出来ないが彼は昔結構やらかしていたらしい。
伸びた男をそのままにして学校へ歩きだした。
しかし歩きだしたのはいいがまた男に囲まれた。
さっきの男の仲間だろう。
男「そこの兄ちゃん、いい腕してんなぁ。俺達の仲間になんねぇか?」
折「断る。」
浅「即答…、」
まさかの即答。
男はそうかぁとか言いながら何か考えていた。
男「じゃあ仕方ねぇ。痛い事しないからそこのお嬢さんくれないか?」
折「それも断る。」
男「ひゅ〜、かっこいい。じゃあ力づくで、」
周りの男達が一斉に折原を見た。
しかし折原は動じず浅井を庇うように立つ。
折「浅井、俺の後ろから離れるなよ。」
浅「う、うん」
1人の男が前に出るのをさかえに次々に飛び掛かってくる。
折原は浅井を庇いながら確実に急所をしとめる。
気が付くと周りにいた男達は倒れていた。
残るのはさっき折原を勧誘した男のみ。
男「嘘だろっこんなやついるとか聞いてねぇよ…」
折「その口振りから、誰かに頼まれたのか?」
男「うっうるせぇ!!俺達には金が、金がかかってんだよ!!」
やけくそになっているのか地面をダンダンと踏みつける。
そんな様子を見ていると折原が男に近づいて行った。
折「誰が何を頼まれようとも浅井に手を出した事には変わりない」
男「ひっ…、」
浅井の方からは折原の顔はよく見えないが男は完璧に怯えていた。
しりもちをついて後退る男にゆっくり近寄る。
男「お願いだっ、な何でもするから見逃してくれっ!!!」
折「何でもするんだな?」
男「あっあぁ。」
折「だったら……
――――死ね…」
折原は男に足を振り下ろした。
しかし折原の足は男のすぐ顔の横にあった。
わざとずらしたのだろう。
男は泡を吹きながら気絶した。
折「いっちょ上がり。」
浅「おぉ…、」
いつもクールそうな折原からは想像出来ない強さだったので呆然としている浅井。
拍手もしている。
折「帰るか、」
浅「うん」
学校へ足を進めると見知った顔が何人か見えた。
F組のメンバーだ。
鈴「菰〜折原〜ノシ」
優「無事かぁ?」
浅「うん、折原君が助けてくれたよ。」
わいわいしてるとゆっくり折原が千葉に近づいて行った。
皆わいわいして気付いてないが…、
折「悪い…、約束破った…、」
千「いいんだ、今回は特別♪誰かを守るのは良いことだよ。」
折「あぁ…、」
2人でなにやらしんみりしていると鈴神が声を上げた。
鈴「あぁっ!!」
優「ん、どぉした?」
鈴「ヤバイもう1時限目始まる!!」
皆で慌てダッシュする。
1時限目に間に合うかどうか知らないがとにかく走る。
その頃大変な事件が進行している事は誰も知らなかった。
