今は昇降口。
風吹と2人で草川の帰りを待っていた。
草川は保健委員の仕事で職員室へ行っている。
先に昇降口へ来た。
浅「何かさっきの風吹君達さ…」
風「んん?」
壁に寄りかかりながらパックの牛乳を飲む風吹。
しかし目線は窓の外どんだけ帰りたいんだ…、
浅「夫婦漫才みたいだったよ」
風「ぶはぁっ!!…ゲホッげほっ…ゲホッ…、」
浅井の一言に盛大に牛乳を吹き出す。
一気に外の世界から現実に戻された風吹はむせて咳き込んでいた。
浅「大丈夫?」
風「お前のせい、だっげほっげほっ…、」
浅「いや素直な感想…、」
風「いやいや、夫婦漫才はない!!」
すごい勢いで否定(?)をしてくる風吹。
袖で口を拭きながらまだ咳き込んでいる。
その状況に少し笑いが漏れる。
浅「でも仲いいよねぇていうかこの学校全体的に仲がいいような…、」
風「別に、あいつとは中学一緒だっただけ。」
また牛乳を飲みだす風吹をみて泉が言った忠告がわからない。
草川も優しいし風吹だって
不器用だが根は良い奴だ。
浅「やっぱり中学の友達か…そんな感じするよ。」
風「出会った時は大変だったぜ、」
浅「どんな感じで?」
風「机が飛んだ、」
浅「えっ!?」
どんな状況か突っ込みたかったが草川が来たのでできずに終わった。
草「お待たせしました。」
風「遅ぇぞ早く帰んぞ。」
謎が解けないまま2人と歩きだした。
浅「送ってくれてありがとう。」
草「いや大丈夫です。」
風「感謝しろよ、」
正反対の事を言ってる2人を見て少し笑いが漏れる。
本当に仲がいい。
草「ではこれで、」
風「じゃあな。」
浅「じゃあね」
2人に手を振って別れる。
しかし浅井達は知らない。この風景を見ている影に…、
