ある日の放課後、
鈴「だるまさんが転んだしよ」
「「はぁ?」」
部室でのんびり話していると鈴神が急に言い出した。
皆そろって鈴神を見る。
鈴神は笑顔で返答を待っていた。
和「まぁ〜、息抜きでやるぐらいならいいんじゃない?」
藤「いいなっやろうぜ!!」
浅「うん!!」
ぞろぞろとグランドへ出ていく。
普通のだるまさんが転んだじゃ楽しくないので距離を伸ばしてみたが…、距離が半端じゃなく長い。
100メートルぐらいある、いやそれ以上。
だがそんな事も気にすることなく鬼を決めるためじゃんけんをした。
「「じゃんけんっぽんっ!!」」
藤「げっこの人数で一発で負けただとっ…、」
優「藤本鬼なっ」
森「皆スタートライン着こうぜぇ〜」
「「おぉっ!!!」」
だるまさんが転んだスタート!!!
「「始めの一歩!!」」
スタートラインに着き皆一歩前にでる。
それを確認した藤本が叫ぶ。
藤「いくぞぉ!!」
「「おぉ〜」」
腕で目を隠し木に伏せる。そして「だるまさんが転んだ」と言ったと同時に後ろを振り返る。
すると何故かにポーズをとっている鈴神が見えた。
藤「なんかあいつポーズとってるし…、まっいっか…、」
また「だるまさんが転んだ」といい振り返ると今度は森谷もポーズをとっていた。
藤「何なんだあいつら…、しかも地味に近づいてくるの早いし…、」
少し恐怖心が沸き立つ。
そしてまた「だるまさんが転んだ」と少し早く言ってみる。
鈴「おっと危ねっ!!」
森「ギリギリセーフ…、」
藤本には聞こえないぐらいの声でしゃべる。
でもポーズは忘れない。
そしてまた「だるまさんが転んだ」と聞こえてくる。
鈴&森「うしゃあぁああ!!今のうt…」
ドテッ…、
走ろうとした鈴神と森谷はお互いの足につまずきタイミングよく転んだ。
でも止まって動かないように頑張っている。
「「ぷっふふふっ…、」」
和「ぷっふふふっ…、あはははっ!!」
あまりにもその光景が面白く後ろでクスクス笑っていた。
があまりにも面白く和島が爆笑をしてだるまさんが転んだどころじゃなく完璧動いていた。
藤「和島動いたっ!!」
和「ちょっと待って、笑わせてっあはははっ」
ひとしきり笑ったところで藤本のところへ移動する和島。
これで藤本は少しは有利になった。
そしてまた「だるまさんが転んだ」と言った。
藤「なぁ〜、俺今気がついたけど…、」
和「何?」
藤「杉崎動いてなくね?」
和「だね、面倒なんだね多分…、」
杉崎は立ったまま動かないので多分だるまさんが転んだに参加はしているのだろう。
藤「まぁ〜、杉崎が楽しいならいいや…、」
和「そうだね、」
そしてだるまさんが転んだは続き…、
鈴&森「タァチッ!!!」
「「逃げろーっ!!」」
皆一斉に逃げる。
そして藤本は大きな声で「ストップ!!」と言い皆止まるはずだが…、
杉「皆こっち来る…」
走って来るのは当たり前だが。
何となく面白い事をやりたいと思った杉崎はすぐに行動に出る。
浅「えっ!?杉崎君?」
折「何で逆走してくるっ!?」
ものすごいスピードで浅井と折原の間をすり抜けて優木の前に出る。
優「へっ?」
杉「やーっ」
優木に飛び蹴りを食らわせた。
優木は凄い勢いで飛ばされ藤本の所までいった。
藤「優木タッチ!!次鬼な?ww」
優「うぅ…っ」
「「恐い…、」」
そして次の鬼は優木になった。
頭の上に星が飛んでいた彼だが今は治まったらしい。
元気よく立ち上がり木に向かって行った。
優「しゃあっいくぞー」
「「おぉ!!」」
そして目を隠し木に向き合った。
そして大きな声で「だるまさんが転んだ」とゆっくり言った。
鈴&森「しゃあぁあ!!行くぜ!!!」
スッ…、
鈴&森「?」
鈴神と森谷が後ろを振り向くと杉崎がすごいスピードで走ってくる。
気が付くと優木の近くまで行っていた。
杉「やーっ!!」
優「ぐほっ…、」
杉崎が優木にチョップをした。
その風景を見て皆止まる。
しかし杉崎は何事も無かったかのように走ってきた。
鈴「えっ何!?続けるのか!?」
森「らしいなぁ、逃げろっ!!」
鈴「えっえぇえ!?」
走りだした森谷を見て皆我に帰り走りだす。
しかし頭があれな鈴神はこの場の状態に気が付かない。
鈴「えっえっ!?」
優「た、たっち…す、…る」
鈴「ふぇっ!?」
鈴神が後ろを振り向くとそこにはうつ伏せて進んでくる優木がいた。
まるで幽霊と言うか怨念…?、
優「す、ずが…みっ……」
鈴「いっ…、
ぎゃぁあああぁああああああ!!!」
チーン…、
優木と鈴神がリタイヤした。
なので7人で行うことになった。
なので長い距離はすごく短くなった。
次の鬼を調べなきゃいけないのでまたじゃんけんをした。
「「じゃんけんっぽんっ」」
藤「また俺かっ!!」
浅「また1人だよww」
杉「弱いね…、」
千「才能じゃないww」
折「いらない才能だな」
藤「う、うるさいっ!!」
また鬼は藤本になり距離を縮めた所からスタートになった。
さっきのだるまさんが転んだよりは簡単になりやりやすくなった。
藤「いくぞー」
「「おぉ〜!!」」
平和になっただるまさんが転んだ。
だが森谷はまだポーズを続ける。
しかしその数分後に事は動いた。
藤「だぁるまさんが……転んだっ!!」
ピタッ…、
千「へっ…へっ…、
へくしゅんっ!!」
「「あっ…、ぷっふふふっ…」」
藤「千葉動いたっ!!」
千「ずびっ…、あっしまったww」
「「クスクス…」」
また藤本が有利な展開になった。
まただるまさんが転んだと言って振り向くとまた森谷のポーズが目に入る。
いったいいつまで続けるつもりなのだろう?
森「じゃ〜ん酔狂のポーズっ!!」
和「どこら辺が?」
森「この辺の手がな…、」
結論よく分からない。
しかしだるまさんが転んだは続くっ!!!
藤「だるまさんがぁ〜」
折「ほっ」
藤「転んだっ!!」
折(ピタッ…
藤「だるまさんがぁ〜…、」折「ほっ…」
藤「転んだっ!!!」
折(ピタッ!!
地味に一歩ずつ進んでくる折原に笑いをこらえる千葉。
和島も笑いをこらえていた。
藤「だるまさんがぁ〜」
折「ほい、ほいっ」
和&千「「2歩いった!!」」
そして爆笑wwまた和島はアウトになった。
そんなクラスメートを見て浅井は面白いクラスだと微笑んだ。そして…、
浅(森谷君のポーズすごいな…、)
綺麗なポーズに感心していたのだった。
そんな探究部を校内から見ている人物が、仕事が一段落した岸太先生だった。
岸(あいつら本当仲いいな、2人倒れてるけど…、)
何だか学生に戻りたくなる先生なのだった。
