教室に帰り急いでプリントを終わらせる。プリントはさほど難しくなく難なく出来た。


「うぅ…出来ない…」
「奇遇俺も」



例外もいるが…。何とか終わらす事の出来た人は授業が終わる時間までのんびりしていた。授業があと少しのところで先生が帰ってきた。まぁここは高校生、知ってても何があったのか聞きたくなるものなのです。ニヤニヤしながら森谷が質問した。


「先生何があったの?」
「拳を振り回してくる男子生徒Aを止めていた…」
「「お疲れ様です…」」


聞いた後に皆の心には少しの罪悪感が残ったらしかった。教師は色々大変な事も学んだのだった。