修太郎くんは人差し指を上にあげた。 「これって、キセキだよな。100%のキセキ」 100%とか、絶対とか、そういう言葉が嫌いだった。 でも何でだろう。 私たちの出会いは、 100%のキセキ。 そう思えたんだ。 ―100%のキセキ 始―