「え…?」 それは突然でした。 「修太郎が、いなくなった…」 春くんが私の家に飛び込んできて、そう言った。 「瑠衣、あんたに連絡ないか!?」 肩を掴まれる。 嘘…修太郎くんが、いなくなった…? この間、また会えたばかりなのに…。 「修太郎くん…嫌。嫌…嫌あああ!」 私はその場に座り込む。 どうして私は、泣いてばかりなんだろう…。