だんだんと声が大きくなる。



「あなたたち、それでも男?笑えるわ」



!?!?!?



女の声!?



とっさに物陰に隠れる。



少し身をのりだし様子を見ると、そこにはとんでもない光景があった。



男2、30人がもう起き上がれないぐらいに倒れている。



残った10人程度の奴らはボロボロになりながら、武器を持って女に飛びかかった。



さすがにヤバいんじゃねぇか?



だが女は口端をあげて、



「哀れな奴ら…」



と言い、軽々と残った奴らを倒していった。