学校で探したけど見つからなかった。 そして見つからないまま昼休み。 「なぁ。」 いきなり声をかけられた。 いきなりなに? 私は振り返った。 そこにいたのは… 中井悠磨⁈ 「な、なに」 焦りすぎて少しかんでしまった。 恥ずかしい… 「これお前の?」 中井悠磨が持っていたのは、わたしの財布だった。