いつもと変わらぬ朝だと思った。

それがわたしにとっての運命の月日…

昨日まではあんなに仲がよかった友達がいたのに…

今日突然…私の前から姿を消した。


わたしは、上原瑠華(うえはら るか)

これは、私自身が…運命のつきを変えられ…

神様までもがわたしから背を向けたと言われる…

はなし…。





「瑠華~おはよぉ~☆」


彼女は、幼稚園から仲がいいと言われる。

吉良由美子(きら ゆみこ)


「おはよう^^由美子☆どうしたの?今日はやけに笑顔だね^^」

「わかる?わたしね?彼氏できちゃったんだ~♪」

と何気ない会話…いつもこういう会話を交わしながらわたしの…

学校生活のはじめと言われる登校が始まる

「そうなの?よかったねっ!」

といつものように笑顔で返していると…

車が一台飛び込んできた…

わたしたちは…思わず端へ逃げた…

けれども、その日運が悪かったのか…わたしと由美子はその場へ転倒してしまった…


キィ__ごんっ!

という鈍い音…わたしは何が起きたか分からないまま…

気を失っていってしまった…


それから何日たっただろうか…


目を覚ます前に…わたしの前に…神様みたいなのが現れてこういってきたのだ。

「貴方は、これからと言うもの…不幸に満ちあふれていき、自分のことを忘れていってしまうであろう」

とわたしにとっては疑問の言葉を残し…その神様は…


わたしの目の前から姿を消していった…