「バスケ部は部内恋愛禁止」 「―――は?」 高速で動いてた頭が止まる。 堀北さんは、片手にぶら下げたバッシュケースを揺らしながらこっちに近づいてきた。 「だーから。ウチの部は部内恋愛禁止だっつってんだよ」 マジか。 …イヤイヤイヤ、待て、騙されるなオレ! 「堀北さんだって、水嶋に告ったじゃないスか」 忘れるわけない。 あの夏。