自分しかいない広すぎる部屋
その中で空君の言葉が巡る

『いのり?』

またあの声で呼んでくれるかな?
何でこんな事を思うのかは分からない
感情が無いから。

感情一つあれば苦労しないと思う

私には何も作られてない

そんな事を考えても何が何だか
分からない。

「いのり様
 夕食が出来ています」

「はい」

夕食って何?

知らないこと多すぎ・・・