面倒臭がり屋の恋!?(仮)




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そして、憂鬱な気持ちで迎えた月曜の朝。

不安とドキドキと、憂鬱と、、、

いろんなものを抱えながら出社した。


「おはようございます…。」

『おはようございます!』

『あっ、おはようー!』


あ、れ…?

いつもと全く変わらない周りの対応に、私は驚く。

自然に下がっていた目線も、ゆっくりと上がって行く。


『おはようございます、志葉先輩。』

「池波くん…お、おはよう…。」


池波くんはいつもどおりの極上スマイルをしてデスクに座っている。

え…

池波くん、何も言ってないの…?


想像していた今日の光景とは全く違うこの状況を前に、私はどうすればいいのか分からなくなった。