きっと今、琉から離れたら後悔しか残らない。





 それは皐月との別れも同じだったから。







 私は同じ失敗をしたくない。







 今はもう琉が好き。





 そう確かめる様に自分から琉にキス。






「…珍しいな」

「うん…琉、大好きだよ」

「で…あって欲しい」



 やっぱりばれてる。




 ぎゅっと私を捕まえる様に抱きしめた琉。





 そのままベッドに横になって朝を迎えた。