杏の家に着いたときにはもう暗く、夕食時だ。
杏は一日中寝てる。
相当疲れていたのかな。
たまに寝たまま笑う杏を見るとこっちまで口元が緩む。
ベッドに杏を寝かせて、起きた時に腹が減っていると可哀相だから飯を作ってみた。
キッチンに立つなんて初めてで全く何をしていいかわからないけど。
いつも杏がしてたのを見よう見まねでやってみるとそれらしきものが完成。
「…初めてにしては上出来♪」
自己満足で俺の好きなオムライスの完成。
杏、早く俺のほうをみて笑顔をくれよな。
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