「てか、先生字汚っ!!」




いつもうるさい中村くんがそう言った。



確かに、うまいほうではない。




「知ってる。俺一応習字習ってたんだけど」




え、その字で?←失礼







「え、それで!?」




同じこと思ってる人いた。




「うるせーなぁ。じゃあ誰か書いて!」




「じゃあ俺書くよ」




そう言って前に出たのは小谷野くん。






小谷野くんの字がうまいので
先生はさらにばかにされてた。