愛する人のそばで




「ねぇ!龍の彼女?」


シルバーの髪の男が
話かけてくる。


「あぁ。うん」


「やべ~龍の彼女チョー
可愛いんですけどー」




優子が口を挟む。

「てか誰?」




「龍のツレよ」



バイクの音がうるさい。

あたしは黙って優子の手を引き
コンビニの中へ入った。



すると あとから バイクの集団も
バイクを止めて入ってくる。


「ねぇ!リノちゃんだよね?」

「俺らと遊ぼ~」

「後ろのせるし~」

「龍もくるんぢゃね?」

「リノちゃん~」



男をただひたすら無視して
優子と黙ってコンビニを出た。