愛する人のそばで


店のなかは おばさんしかいなかった。



きっとあの人は
帰っちゃったんだ。




そう思い店を出た。

すると裏口の方から誰かが
歩いてきた。


あの人だ。



「あ.ぁあの!!」



「はい?」



「お昼はごめんなさい」



なんて言ったら言いかわからなくて
でも ただ話がしたくて


「あぁ。」




無愛想な彼。




「今から帰るの?」



「帰りますよ」



「あたしも帰るとこなの!」



「そうですか」



そう言って歩き出した彼の後ろを
ちょこちょこついて言った。