『海、止めなさい!!』 声が……愛理の声が海の頭の中を支配する。 『……愛理様。 申し訳ございませんでした。』 我に返った海が愛理に言う。 このようなことは良くあるのだ。 二人を止められるのは愛理だけ…… このとき二人は愛理の声だけに反応する。 ある契約を結んだから…………ーーー