「.........!!」

私の目から、大粒の涙がこぼれた。


だって、 私も、 蒼太のコト、
好きだったからー......。

  その日の夜中、待合室から出て蒼太の遺体にそっと、 キスをした。

許されないことだってわかってたけど・・・。


蒼太、あたしも好きだったから、いいよね・・・?


次の日、お葬式が行われた。


私はお経が嫌いだったけど、この日だけはなぜか集中できた。


火葬場。遺体を燃やすところ。


やっぱり、泣けてきた。ていうか、ボロ泣きした。