背中から抱きしめられて息が止まるかと思った。
「な…何すんのよ。」
大混乱した頭は 心とうらはら…。
「泣くなよ。ごめん。」
「私が余計なことしたんだもん。あんたに言われなかったらヒック…
正義のヒーローヒック気分だった。
穴があったら入りたいヒック……。」
「琴子の言ってることは間違いないんだよ。
だけど…間違ってるってわかっててそれを越えて行くって
そういう場所ってあるんだよ。俺もごめん。
もう泣くなって…。」
「ひぃ…ひひ~~ぃ……。」
馬みたいな泣き声
全然可愛くない・・・・だけど・・・・
もう止まんない。
「馬?」
光が笑った。
「う…うっさ…ヒック…い……ぃ……。」
でも止まらない。
光の腕の中がとっても温かいから・・・。
「ひ~~~~~ぃ~~」
可愛くない嗚咽をするたびに 光が笑うけど
そのたびギュッって力を込めて
抱きしめてくれる。
こいつの腕の中…居心地いい……。
信之介がおもちゃを振って遊んでいる。
ごめんね…ちょっとだけ…
光を恋人って錯覚させて……。
「な…何すんのよ。」
大混乱した頭は 心とうらはら…。
「泣くなよ。ごめん。」
「私が余計なことしたんだもん。あんたに言われなかったらヒック…
正義のヒーローヒック気分だった。
穴があったら入りたいヒック……。」
「琴子の言ってることは間違いないんだよ。
だけど…間違ってるってわかっててそれを越えて行くって
そういう場所ってあるんだよ。俺もごめん。
もう泣くなって…。」
「ひぃ…ひひ~~ぃ……。」
馬みたいな泣き声
全然可愛くない・・・・だけど・・・・
もう止まんない。
「馬?」
光が笑った。
「う…うっさ…ヒック…い……ぃ……。」
でも止まらない。
光の腕の中がとっても温かいから・・・。
「ひ~~~~~ぃ~~」
可愛くない嗚咽をするたびに 光が笑うけど
そのたびギュッって力を込めて
抱きしめてくれる。
こいつの腕の中…居心地いい……。
信之介がおもちゃを振って遊んでいる。
ごめんね…ちょっとだけ…
光を恋人って錯覚させて……。


