足元にあったボールを拾い上げた瞬間に私の
やりたいことはもうこれしかなかった。
ボールに気づいたそいつが
手を出して
「ちょうだい。」と言った瞬間に 顔面めがけて
ボールを投げつけた。
まさかそんな展開があるなんて思ってもなかったそいつの顔に
埋め込まれたボール。
バッチ~~ン!!!
静寂が体育館を包み込んだ。
「て・・・・何すんのよ。」
真っ赤になったそいつの顔が鬼のようになった。
「あんたがあんまりにも 情けないから
思わず投げちゃった。」
美鈴が腕を引っ張ってるけど・・・・
もう止まんない。許せないんだもん。
「この人たちは全然いちゃついてなんかいないし
彼氏は委員会で遅くなったって言ってるのに
何でこんなひどいことすんの?
そんなことすればするだけ あんたが情けないヤツだって
みんな思ってるのに気づかないから…
教えてあげたの。」
「何よ このブス!!!」
「嫉妬した先輩くらい 哀れなものはないよね。
先輩って名前に傷がつくわ。
受け入れて 次は俺がとるとか思えない限り
あんたのレギュラー入りは永遠にないね。
そう言うヤツって成長しないんだよ 知らないの?
スポーツマンのくせして。」
彼氏が真っ青になっていた。
「こら!!!何してんだ!?」
その時後から 低い声がして振り返るとまた
数人の男子が立っていた。
やりたいことはもうこれしかなかった。
ボールに気づいたそいつが
手を出して
「ちょうだい。」と言った瞬間に 顔面めがけて
ボールを投げつけた。
まさかそんな展開があるなんて思ってもなかったそいつの顔に
埋め込まれたボール。
バッチ~~ン!!!
静寂が体育館を包み込んだ。
「て・・・・何すんのよ。」
真っ赤になったそいつの顔が鬼のようになった。
「あんたがあんまりにも 情けないから
思わず投げちゃった。」
美鈴が腕を引っ張ってるけど・・・・
もう止まんない。許せないんだもん。
「この人たちは全然いちゃついてなんかいないし
彼氏は委員会で遅くなったって言ってるのに
何でこんなひどいことすんの?
そんなことすればするだけ あんたが情けないヤツだって
みんな思ってるのに気づかないから…
教えてあげたの。」
「何よ このブス!!!」
「嫉妬した先輩くらい 哀れなものはないよね。
先輩って名前に傷がつくわ。
受け入れて 次は俺がとるとか思えない限り
あんたのレギュラー入りは永遠にないね。
そう言うヤツって成長しないんだよ 知らないの?
スポーツマンのくせして。」
彼氏が真っ青になっていた。
「こら!!!何してんだ!?」
その時後から 低い声がして振り返るとまた
数人の男子が立っていた。


