家族☆ごっこ★

「素敵じゃないじゃん。」

思わず光を捕まえた。

「想像してた人と違う。」

「そうか?今はワイルドすぎるからさ・・・・
だけどわかるよ
俺は小野崎さん大好きだよ。
かあさんが選んだのも尊敬できるくらい。」

「そうなの。」

私はロマンスグレーを想像してたから
かなりガッカリしたけど・・・・。


信之介をしつこく抱いて泣かせてる。

「信ちゃん パパでちゅよ~。」

美咲さんが父親の肩に頭を乗せている。


「美女と野獣だわ。」

「あはは・・・野獣はないだろ。
心優しい・・・・・野獣かな・・・・。」


体いっぱいで信之介をかまった成果か数時間後
信之介は父親に喜んで抱かれている。

「忍耐勝ちだな。」

光が笑う。

「小野崎さんってさ みんなを笑顔にするんだよ。
あの人と一緒にいると
幸せな気持ちになるんだよな。
おまえはその遺伝たくさん持ってるよ。」


光は私を陰に引き込み
素早くキスをしてくれた。