「ここちゃん。」
「あ こんにちわ。」
先輩とはひさしぶりだった。
輝紗貴からのメールは最近来てなかった。
「輝紗貴 どうしてますか?
返信がなかったから…心配してたんだけど
私もバタバタしてて……。」
「こっちもバタバタしてたから……。」
「先輩 輝紗貴を泣かせてませんよね?」
「え?泣かせ……。」表情が曇る。
「まだ…まだ輝紗貴を抱きしめてあげてないんですか?」
「いや えっと…それは…っていうか
全然口も聞いてくれなくなって…。」
「まだ そんなとこをうろついてるんですか?
そう言えば留学するって聞いたけど。」
「うん。卒業式 終わったら発つよ。」
はぁ????
「輝紗貴はなんて言ってました?」
「ちょっと話してそれから口を聞いてくれなくなった。
今 あんまり具合もよくなくて……
そのせいかもしれないけれど。」
「その鈍感さは残酷ですよね。
輝紗貴を置いていくんですか?」
「おいていくって…連れてはいけないよ。」
「最低ですね。
先輩みたいな人間を好きにならなくてよかった。」
「最低って…いやある意味 いつも言われてるけど。」
「輝紗貴を捨てるんですね。」
私は先輩を睨みつけた。
「あ こんにちわ。」
先輩とはひさしぶりだった。
輝紗貴からのメールは最近来てなかった。
「輝紗貴 どうしてますか?
返信がなかったから…心配してたんだけど
私もバタバタしてて……。」
「こっちもバタバタしてたから……。」
「先輩 輝紗貴を泣かせてませんよね?」
「え?泣かせ……。」表情が曇る。
「まだ…まだ輝紗貴を抱きしめてあげてないんですか?」
「いや えっと…それは…っていうか
全然口も聞いてくれなくなって…。」
「まだ そんなとこをうろついてるんですか?
そう言えば留学するって聞いたけど。」
「うん。卒業式 終わったら発つよ。」
はぁ????
「輝紗貴はなんて言ってました?」
「ちょっと話してそれから口を聞いてくれなくなった。
今 あんまり具合もよくなくて……
そのせいかもしれないけれど。」
「その鈍感さは残酷ですよね。
輝紗貴を置いていくんですか?」
「おいていくって…連れてはいけないよ。」
「最低ですね。
先輩みたいな人間を好きにならなくてよかった。」
「最低って…いやある意味 いつも言われてるけど。」
「輝紗貴を捨てるんですね。」
私は先輩を睨みつけた。


