「え~~~何?いったい!!」

美鈴が大きな声を出すから
思わず口をおさえつけた。

「だって…琴子があんまり質問が
ビックリだったから……ごめんごめん。
だけどそんなこと聞いて 何?彼氏できた?」


「できないよ。ただ将来のために
ちょっと知りたかったの。」


「そう。う~~ん改まって聞かれると
初めての時ね 恥ずかしくて…痛かったけど
一つになれたって達成感
それから幸せ感。」


ドキドキした、
恋人同士の行きつくところ



「今はもう恥ずかしくない?」

「そうだね もう何度もしてると
けっこう恥ずかしさよりも追求心かな。」

「追求心。」


私は頬をおさえた。


「可愛い琴子~~~~。」


美鈴は私に抱きついて頬にキスをした。



私も もうすぐ……。
期待感とちょっぴり不安感がいりまじってる。