「光の事は知ってるよね?
あいつ有名人だろ?」

「はい。」知ってるよ。めちゃめちゃ知ってるし…。

「今のキャラじゃなかったんだ昔。
あんないい子でおとなしかったら…ま 俺とは
出会ってなかったかな。
初めて会った時 凄みのある目で俺を睨みつけてきて
『テメー俺をバカにしてんのか?』忘れらんないな。
触れれば傷つきそうで怖いくらいだったけど…
俺はお坊ちゃまのわりにはケンカは強かったから
やりあったんだよね。
正直いつ負けるかと思ったけど…
俺と同じくらい強いやつに初めて会ったって
それから仲良くなったんだよね。
俺のまえでしか 笑顔は見せなかったけどね。」

私の前ではめちゃめちゃいろんな顔見せてくれるし

「俺のとこに出入りするようになって
輝紗貴が好きになっちゃってさ…俺はやめろって
言ったんだよ おまえの好きになれる男じゃないって…。
どこかに闇を持ってて ケンカに明け暮れて
勉強もしない 女は腐るほどいる……。
あの顔だろ 熟女から中学生まで 最高6またくらい
かけてた時期もあったよな。
ただあいつのすごいとこは全然隠さないんだ、
それでいいんなら 勝手にしろって感じ。
そんなのに輝紗貴みたいなのが 一緒に入れるわけないし
ずいぶん 輝紗貴にはやめろって言ったんだけど
最後には頭さげて 光に
頼むって…俺に免じて他の女とは
輝紗貴がいる間は 他の女切ってくれってさ。」


先輩は少し悲しい顔をしていた。


ね 先輩 輝紗貴が好き?
もしかしたら・・・・・。