「明日…どっか行くの?」
「え?」
「ううん さっき部活休んでって話してたから
帰り遅くなるのかなって…ごはんのこともあるし……。」
私は慌てた。
「あ そっか。
ごはんか…。チンするから 作ってて。
もしかしたら少し遅くなるかもしれないし……。」
遅くなるんだ。
光のもう一つの顔は 想像もつかない。
どんな友達がいて どういう遊びをして
どんな会話をして笑うのか……
学校での光は あまりに距離がありすぎて私には
想像もつかなかった。
「琴子は今日はどこ行ったの?」
「ああ カラオケで歌いまくったの。」
「クラスのやつら?」
「あ うんそう……美鈴とか……。」
「楽しかったか?」
後ろめたい気分になった。
「うん楽しかった。」
輝紗貴のこと話したいけれど 先輩のいとこだとか
知ったらきっと いい顔しないのは見えていた。
光がどんなに先輩を想ってても…
先輩と輝紗貴の間には 強烈な絆があって
そこには踏み込めない気がした。
たぶんあの二人も気づいていない・・・・・。
きっと少なくてもお互いを大切に思い合ってる
たぶん いとこという 存在が二人に歯止めを聞かせてると
私は思った。
「え?」
「ううん さっき部活休んでって話してたから
帰り遅くなるのかなって…ごはんのこともあるし……。」
私は慌てた。
「あ そっか。
ごはんか…。チンするから 作ってて。
もしかしたら少し遅くなるかもしれないし……。」
遅くなるんだ。
光のもう一つの顔は 想像もつかない。
どんな友達がいて どういう遊びをして
どんな会話をして笑うのか……
学校での光は あまりに距離がありすぎて私には
想像もつかなかった。
「琴子は今日はどこ行ったの?」
「ああ カラオケで歌いまくったの。」
「クラスのやつら?」
「あ うんそう……美鈴とか……。」
「楽しかったか?」
後ろめたい気分になった。
「うん楽しかった。」
輝紗貴のこと話したいけれど 先輩のいとこだとか
知ったらきっと いい顔しないのは見えていた。
光がどんなに先輩を想ってても…
先輩と輝紗貴の間には 強烈な絆があって
そこには踏み込めない気がした。
たぶんあの二人も気づいていない・・・・・。
きっと少なくてもお互いを大切に思い合ってる
たぶん いとこという 存在が二人に歯止めを聞かせてると
私は思った。


