学校でもずっと光のことばっか考えている。
私の頭の中はもう光一色で・・・・
初恋と呼んでもらってもいいくらい 初心者の私。
一番近くて遠い人ってこのこと言うんだ。
「琴子は好きな人っているの?」
唐突な質問にパニくった。
美鈴が私を覗き込んでいる。
「あ…ううん…いないいない…。」
嘘をつく。
「ここで素敵な人見つかればいいね。」
「うん。美鈴はいいね。ずっとずっと一緒にいれて。」
「うん。まだ夢みたいなんだよ。公平ってすごく
もてたんだけど…私みたいなの好きになってくれて…。」
頬を赤らめる。
「いいな~。私も好きな人に好きになってもらいたいな。」
「琴子は魅力的だよ。」
「私が?ダメダメ一度ももてたことがない。」
「きっとわかってくれる人がいるって。」
「そうだといいな。」
光がわかってくれたら……
だって光に見せてるのは 飾らない本当の私。
こんなことになるならもっと早く
飾っておけばよかったのにと少々後悔もあるけど
もう遅いもんね・・・・。
窓から光のいる校舎を見る。
どんな顔で 勉強してるんだろ
どんな友達に囲まれてるんだろ
知らない顔の光を 知りたいと思った。
私の頭の中はもう光一色で・・・・
初恋と呼んでもらってもいいくらい 初心者の私。
一番近くて遠い人ってこのこと言うんだ。
「琴子は好きな人っているの?」
唐突な質問にパニくった。
美鈴が私を覗き込んでいる。
「あ…ううん…いないいない…。」
嘘をつく。
「ここで素敵な人見つかればいいね。」
「うん。美鈴はいいね。ずっとずっと一緒にいれて。」
「うん。まだ夢みたいなんだよ。公平ってすごく
もてたんだけど…私みたいなの好きになってくれて…。」
頬を赤らめる。
「いいな~。私も好きな人に好きになってもらいたいな。」
「琴子は魅力的だよ。」
「私が?ダメダメ一度ももてたことがない。」
「きっとわかってくれる人がいるって。」
「そうだといいな。」
光がわかってくれたら……
だって光に見せてるのは 飾らない本当の私。
こんなことになるならもっと早く
飾っておけばよかったのにと少々後悔もあるけど
もう遅いもんね・・・・。
窓から光のいる校舎を見る。
どんな顔で 勉強してるんだろ
どんな友達に囲まれてるんだろ
知らない顔の光を 知りたいと思った。