「何してんだ?」

「え? ……!」

後ろから声をかけられて、振り向くと葉山君がいた。


ビックリで、叫んじゃう……前に、なんとか、口を押さえた。


「葉山君! 探してたんだよ!?」

もちろん、小声で話す。


「あっそ。つか、……覗きか?」

「ち、違うよ!」

なんで、そーなるの!?


「へえ、意外な趣味……」

「だ、だから、そんなんじゃないよ!」

もう違うのに……。


葉山君がそんなこと言うから、恥ずかしくて、顔が熱い……。