「は?」

会長はキョトンとしている。


あれ?

ダメだったかな?


「アンタは乗りたいのか」

「え? あ、まあ……」

私は中途半端にうなずいた。


そして、会長はため息をつく。


「判った。行きたいなら、そうしよう」

会長はスタスタと歩き出した。


「ほら、行くぞ」

「あっ、はい!」

私がなかなか着いてこないからか、急かされてしまった。


ていうか、会長。

なんで、ジェットコースターって聞いて、固まったの?