翌日―――――――――――。 ねみー…。 昨日の事が気になって 寝れもしない...。 「ふぁぁ~…」 学校の門の前で 思いきりあくびをかます。 「…お前...西島か?」 「あ?」 生活指導の上田が 俺に話しかけてきた。 若くて顔がいいから 生徒から人気があるとか言うけど、 俺は毎朝 『いい加減金髪はやめろ』 とか言われるし だいぶめんどくさいから好きじゃない。 「染めたのか?」 「あぁ...まーな...」 上田は俺の頭を指さして言った。