...そいつがキスしたのか?
ってことはもう...
付き合ってる...?
「おい、祐くんってさ...」
「あぁ...たぶんあいつ...」
後ろから聞こえる声に
俺は敏感に反応する。
「お前、誰か知ってんのか?」
思いっきりそいつに顔を近づけて聞いた。
「お、おう...。祐くんってのはたぶん...」
ゴクン...。
俺は息をのんだ。
「芹澤祐史。」
…………芹澤...??
けどあいつには...
「留美ちゃんってゆう可愛い彼女が居るのに...。ったく、二股かよ...」
「しかも二股の相手が、また美少女の妃奈ちゃんって...。」
「芹澤ばっかりずりー...」
どーゆーことだよ...。
わけわかんねー...。



