【完】冷たい彼は幼なじみ






思いきり嫌味を込めて

下を覗いてみる。



そこには
ストレートロングの

綺麗めな女子と


ちっさくて
顔は見えないけど

おっとりした雰囲気の女子。



俺のクラスか?

一回もまともに
クラスメイトと顔合わせてねーから

全然わかんねーや。



「ちょっと待って、あたし絆創膏カバンにあるから、持ってくるよ!」



そういったのはおっとり女子。

「え?!ちょ、妃奈大丈夫だって!」


そんなの聞かず、
妃奈と呼ばれた女は

ダッシュで教室まで行って


また律希という女のところに戻ってきた。



今度は顔が見えた。

なんだ、
結構甘い顔してんな。



「ほらっ、手出して。」

「はいはい...」

「……っよし!」


絆創膏をはった女は
満面の笑みで言ったんだ。



「痛いの痛いの、飛んで行け~!」