【完】冷たい彼は幼なじみ





入学して
やっと一週間が経ってからも

俺は授業なんて
受ける気はなかった。


この進学校に入ったのだって

親父もコネだし。



どうでもいい。


学校なんて。


いつも俺は
立ち入り禁止の屋上の扉の前で


寝そべっていた。



「いったぁぁ...。」

「え、なに?どうしたの律希?」

「いや、昨日指、ちょっと紙で切っちゃって...。」

「ほんとだっ、まだ血でてるじゃんっ!」



少し下の方から
女子2人の声が聞こえる。



うるさい...。



俺の睡眠時間......。


邪魔すんなよなー...。