...??
教室に入ろうとした瞬間、
前を歩いていたはずの西島くんが
あたしの名前を呼んで振り返った。
「俺4組だから。」
「へ......?」
「いつでも遊びに来いよ」
ドキンッ
不意打ちのくしゃっとした笑顔に
心臓がはねる。
「あ、ありがとう...っ!」
つられてあたしも笑顔になる。
そうすると西島くんは
なぜか顔をほんのり赤くさせて
「ちょっとは自覚しろよな......」
いまなんて言ったの?
声小さくて聞こえなかった...
「西島く...」
ドクン───────
あ……
「祐くん...」
西島くんの後ろの
4組の扉から
祐くんがあくびをしながらでてきた。



