【完】冷たい彼は幼なじみ




だけど、
あたしは祐くんと話したい。

こんなことで
屈してたら

いつまで経っても
祐くんと話せないかもしれない。



「よし。がんばろう!」



留美ちゃんが教室に入っていったあと

あたしはひとりで
気合いを入れていた。



「ぷっ。なにやってんの??」


階段の方で
声がしたから振り向いてみると


「えっ…あ。えーと、、西島くん…??」

昨日あたしに
メアドを聞いてきた

西島那月くんだった。



でもこの人って確か…ヤンキー??


ネックレスも派手だし…
髪の毛立ってるし
染めてるし…

こわい。


「覚えててくれたんね。うれしーな」



と思っていたのに、

ニコッと笑う彼を見て

なぜか
怖い印象がぱっと消えてしまった。