【完】冷たい彼は幼なじみ






心臓がピクンと跳ねる。




冷たい水。

なのにあたしの体は
びっくりするくらい熱を帯びていた。


やっぱ...
おかしいよあたし...。



「気付けなくって...悪かった。」


あたしが好きだってこと
本当に気付いてなかったんだね。



「......遅い。なんで今気付いたわけ?」



速くなる鼓動を、

動揺を隠すために


パッと手を払いのける。



「俺も、妃奈のこと本気になって気付いたんだよ。人に想いを伝えるって、そう簡単にできねーだろ」




妃奈ちゃんに本気...。



変。

変。

あたし変。




やきもち...妬いてるなんて。