【完】冷たい彼は幼なじみ








プールの中に取り残されたのは


あたしと律希ちゃんと那月の三人。



「……。」


あの二人がいなくなってから
急にもの寂しくなって


誰も口を開かない。



あたしも

とくになんにも考えずに
浮輪につかまって
ぷかぷかと浮いてるだけだった。



「留美、お前さ」

「......?」



そのとき

いきなりあたしの隣に
那月の顔が現れたんだ。




「ほんとは芹澤の事、好きなんだろ?」




ドクン......。


あたしの心臓は変な音をたてた。