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あんときは
本気で嫌われたと思った。
「はぁ...」
1時まであと10分。
時計を見上げたその時
「祐くんっ!!!ごめんねっ、待った?!」
赤いマフラーを身にまとった妃が現れた。
「バーカ。おせーよ」
いまお前がここにいることは
少し前の俺にとったら
本気で...奇跡みたいなことだったから。
「ほ...ほんとにごめんなさいっなんかおごる!」
「ふーん。なにおごってもらうかなー。」
口角をあげて妃を見据える。
んな顔されたら
からかいたくなるだろ。



