【完】冷たい彼は幼なじみ






それから俺は
徐々に妃を避けるようになった。

実際、

達哉に協力するなんて
俺には無理だったから

せめて
妃のことを好きになるのはやめようと思った。



第一

俺が妃に近づくと
妃は嫌な目に遭うんだ。




だったらいっそのこと

妃からも嫌われて
俺も妃のことを忘れて嫌いになればいい。


そう思ったから俺は


あんなことを言った。




「もう話しかけんな。」



学校に行く前のことだった。

俺は玄関から
いつも通り「祐くんっおはよっ」
と元気よく出てくる妃に



そう言い放った。