【完】冷たい彼は幼なじみ







だから俺は


これからは普通に
妃と学校でも話せる。


そう踏んでいたのに。





「お前本当に...妃奈ちゃんとはなんもないんだよな?」

「...ねーけど」

「俺、小学校の時から妃奈ちゃんが好きなんだ!協力してくれ!」





なんで...。

なんでだよ達哉...。



なんで妃なんだよ。





「なぁ頼む!!!お前しかいねーんだよ」

両手をあわせて
頭を下げる達哉。

らしくないことをするあいつに


俺は言ってしまった。


「わかったよ。」



達哉の姿を見たら


俺も好きだ

なんて、口が裂けてもいえなかった。