【完】冷たい彼は幼なじみ





だけど



「でも留美ちゃん...

祐くんを好きだ...っていうのは
本当じゃないの?」




そういうと
留美ちゃんはピタっと足を止めた。



「...なんで...?なんでそう思うの」


「だって留美ちゃん...苦しそうだった。」


「え?」


「祐くんに...別れようって言われた日かな?

留美ちゃんの様子見てたら
本当に祐くんの事、好きなんだなって思って。」



ライバルのはずなのに

同じ人を好きっていうだけで
なんだか少し、近づけたような気がするんだ。




「そ...。ま、勝手に妄想しとけば」

「あっあれじゃない?お店!」

「あ...うん...」



あたしは留美ちゃんの腕を引っ張って
ホットドックのお店を連れて行った。





留美ちゃん。


あたしはありのままの留美ちゃん、いいと思うな。