突然那月くんの後ろから 聞こえてきた声に、あたしの肩はビクッと反応する。 「祐くん...っ」 「芹澤...」 那月くんは後ろを振り返って呟いた。 「俺と岸本で教えるから。」 「あ、あたし?!」 いきなり名前を出された律希は すっとんきょんな声を出す。 「あたしっ...教えてほしい...な...」 律希と祐くんにそう頼むと 律希もしょうがないなと言って 承諾してくれた。 こうして あたしと那月くん、 それから律希と祐くんで 数学の勉強会が始まった。