【完】冷たい彼は幼なじみ






突然那月くんの後ろから
聞こえてきた声に、あたしの肩はビクッと反応する。




「祐くん...っ」

「芹澤...」


那月くんは後ろを振り返って呟いた。



「俺と岸本で教えるから。」

「あ、あたし?!」


いきなり名前を出された律希は
すっとんきょんな声を出す。




「あたしっ...教えてほしい...な...」



律希と祐くんにそう頼むと
律希もしょうがないなと言って

承諾してくれた。



こうして


あたしと那月くん、

それから律希と祐くんで



数学の勉強会が始まった。