キーンコーンカーン…ガラッ!!! 「間に合った…?」 「先生、セーフでしょ?!」 律希は担任に目力で訴える。 この吸い込まれそうな瞳に勝る人はいない。 「…ギリギリな。」 …よかったぁ……。 あたしたちが席に着くと同時に 委員長が号令をかけて みんなが起立する。 あたしの視線は 自然と留美ちゃんの方にむいていた。 「礼、着席。」 留美ちゃんは座ると同時に 両手で顔を覆い隠した。 もしかして、 泣いてるの…??