【完】冷たい彼は幼なじみ







「...祐史はあたしと別れないで妃奈ちゃんと付き合うなんてこと、出来ないでしょ?」



フッと不敵な笑みを浮かべる留美は
もう別人だった。


裏表の激しい奴っていうのは
なんとなくわかってたけど...


ここまでとはな。



「お前は...どうしてほしんだよ」

「どうしてほしいもなにも、ただ祐史が好きなだけ。」


栗色の髪を
とかしながら視線をそらして言う。





「悪いと思ってる。けどもう止めらんないから。」


「死んじゃうよ。」


「……何言って...」


俺の胸に
留美は体を預けて言った。



「別れるなんてまた言ったらあたし、本気で......死んじゃうかもよ?」