階段を上って
自分の部屋に入る。
「あー!ちょっと祐史?!帰って来たんならただいまくらい言いなさいー!」
...うるさい......。
下で母さんが
ぐちぐち言ってる。
ドンドンドンドン。
階段を上がってくる音。
ガチャッ。
俺の部屋の扉は
その母さんによってまた開かれた。
「もーっ、遅かったじゃないっ」
「あー補習」
「え?なに?成績落ちたの?一位じゃないの?」
こーなるから面倒くさい。
俺はため息をつきながら
ベッドに腰かけた。
「違うって、付き添い」
「...ふーん。あんたが付き添いねぇ」
もういいから早く
キッチンに戻ってくんないかな...。



