【完】冷たい彼は幼なじみ








――――――――――――...。


とりあえず...。

今は勢いで
上田の補習授業を受けている。


生徒は3人だけど。




「この問題で使う公式は?」

「え、えーと...サイン...二乗...えーと...」


上田の質問に
頭をかかえる妃。


俺の中ではもう
すでに問題の答えが出ていた。


ハッキリ言って
補習授業なんて受ける意味なんて
俺にはないんだけど...



「まーたわかんねーのかぁ??」


ぐいっと妃に
教科書を持ちながら顔を近づける上田。



―――――――――っ...。



「毎度毎度ちけーんだよ。お前」


俺が立ち上がると
先に西島が上田の胸ぐらをつかむ。



こいつら二人がいたら


安心なんてできない。