【完】冷たい彼は幼なじみ







ドキドキして
死んじゃいそう...。



こんなに近くにいたら
あたしの心臓の音

祐くんにばれちゃうよ...。





「やっぱ...やめた。」

「へ...??」


その言葉と同時に
あたしの手はパッと離された。



やめた...って??




心臓がズキズキ痛む。



「...調子狂うわほんと......」


ボソっと呟く祐くんは
見たことがないくらい


顔を赤くさせていた。