あれ、お客さん?? 「お兄ちゃん…く、苦しい…」 その言葉で 妃奈の体温が熱いわけを思いだし、 俺は咄嗟に解放した。 「ごめん妃奈!大丈夫か…???」 妃奈が病人だってこと すっかり忘れてた…。 妃奈は ふらふらしながらベッドに戻る。 「それより…お兄ちゃん、玄関行った方が…」